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歯科衛生士さんの職場復帰に @ 更級歯科医師会の取り組み




私たちの歯科クリニックで欠かす事の出来ない、最近では男性の存在も出てきているようですが、まだまだ女性の比率がとても大きい歯科衛生士さんの世界


男性の育児休暇取得や女性の雇用や社会進出を後押しする男女共同参画が進んできているとはいえ、家庭で求められる女性の力は小さいものではありません


通常21〜22歳で国家試験に合格し、20代後半〜30代と一番仕事を任されるようになったころに結婚や出産で仕事を離れざるを得ない事も多いようです


そのまま産休・育休で元の職場に戻れれば良いのですが、基本零細の個人経営の歯科医院ではその職員が職場を離れている間に持ちこたえる体力(マンパワー)が無かったりする


私が作るオアシスではそんな零細のイメージを変えたいと思い、社員2名だった開業の段階から社会保険・厚生年金に加入していますが2年目を終えて損益を見てみると人件費率が28.2%と非常に厳しい状態(全国の黒字歯科医療機関1939件の平均が22.4%(社員数5.2名ユニット3台))


まぁ、それだけ志の高い優秀なスタッフに来てもらえているので、「今ここ」を乗り越えれば楽になると信じてますが









さて、話を戻すと


離職して5年もするとガラッと様変わりする医療業界、使用する薬剤や材料は次から次へと変わっていきます


臨床実習で3か月離れただけのアルバイト伊藤ちゃんが久々にオアシスに戻っただけでも「オゾン水?」「ダイアグノデント??」状態だったのもよく解ります


そうするとなかなか職場復帰する心のハードルが高くなってしまうものです


せっかく取った国家資格なのだから、プライドを持って存分に役立ててほしい


全国に14万人いるともいわれる休眠中の歯科衛生士さんに、もう一度歯科界に戻ってきてほしい


先日県歯が主催して行われた復職支援セミナーは満席だったそうで、歯科界全体で衛生士さんの呼び戻しの活動が広がりつつあります


更級歯科医師会でも少しでも職場復帰を希望する休眠歯科衛生士さんの助けになればという想いから、歯科衛生士さんの職場復帰支援研修を始める事になりました


興味がある研修受け入れ歯科医院で短時間の研修を数日間受けていただき、今の歯科医療やそのクリニックの雰囲気を肌で感じることができますし、少しだけど補助も出ます


いきなり履歴書をもって面接に臨むよりハードルはだいぶ下がるでしょ?






↑ポスタークリックで更級歯科医師会のホームページに飛びます↑


研修受け入れ医院は随時変わっていきますので、ホームページで確認していただき更級歯科医師会事務局までお電話ください








ちなみに当院の柳沢も7年ブランクからの復帰組です












話を聞いてみました





<復帰にあたって不安だったこと>

子育てと仕事の両立ができるのか、とか、仕事のウエイトを増やした途端、自分や子供が体調を崩したりしないかという不安。
7年近く離れてしまったので、知識も技術もすべてが古いという不安。
ただでさえ先生が違えば治療の仕方や使う材料が違って、覚えるのが大変なのに、ブランクがあったら尚更ついていけないんじゃないかという不安。
衛生士の資格はあるけど、7年も現場から離れたら素人同然じゃないだろうか。先生や他のスタッフの足を引っ張ってしまうんじゃないかという不安。

挙げればきりがないほど、不安だらけでした





<復帰して大変だったこと>

見たこともない器材が多くあり、名前やどんな時に使うか、使い方を覚えるのが大変だった。
物の名称が変わっていた。例えば、FMCって何?、、、私が働いていた時代はFCKでした。
スケーリングなどの感覚を取り戻すのに時間がかかった
口腔内規格写真やTeCなど、今までもあまりやってこなかった上にブランクもあって、余計に大変に感じた。現在も格闘中ですが(笑)。





<復帰して今になって思うこと>

過去に私が長く勤めた歯科医院は、Pにも予防にもそれほど力を入れていませんでした。そういう時代の先生と先輩だったのでしょうか。3ヵ月に1回のメインテナンスなんて聞いたことがありませんでした。オアシスにきて、7年ぶりに仕事をして、歯科衛生士としての意識の低さと知識のなさを痛感しました。自分の意識を高めると同時に、どうしたら患者さんの意識を高められるか、メインテナンスの大切さをどうお話すれば分かりやすいかなとか悩みながら仕事をしていて、復帰して1番大変だと思ったことです。

他社で事務と託児の手伝いの仕事を続けていく選択もあったわけですが、やりがいや楽しさといった面で、このまま続けていっていいのだろうかという漠然とした不安がありました。

他の仕事を経験して、また歯科衛生士の仕事に復帰して今感じていることは、歯科衛生士はやりがいがある仕事だなということ。責任もあるし、大変なことも多いけれど、その分やりがいと楽しさがあります

患者さんの健康のお手伝いができるって素晴らしいことです

「歯医者のイメージが変わった」「これからはしっかりメインテナンスに通うからよろしく」と言われることが多くなってきて、嬉しく思うし、私のモチベーションにもなっています

育児との両立は成せばなる、といったところです。








と、今や患者様だけでなく他のスタッフから「オアシスのオアシス」ととても高い評価を受ける彼女も、大きな不安を乗り越えて復帰してきてくれたことがよく解ります

今年度からは現在のパート勤務から、短時間社員としてさらに活躍の幅を広げてくれます









(オアシスの頼もしいお母ちゃんトリオです)





待合室にもポスターを貼りました、QRコードを読んでいただくと更級歯科医師会のHPにジャンプします





オアシスでも今後余裕ができたら研修を受け入れたいと思います




















 
author:デンタルクリニックオアシス, category:その他いろいろ, 05:29
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